【第二種電気工事士】技能試験 合格のコツ

DIY

筆記試験の勉強の途中で、技能試験の準備は並行して行なっておきましょう。
具体的には工具と練習用の材料の手配です。

工具買ったら合格するしかない!w

工具などを揃える。

資格を取得した後も使える工具を選びました。

MCC VA線ストリッパ VS-4A

必須です。
ケーブルを測る、切る、ストリップする、輪っかを作る作業の全てができます。技能試験では一番よく使う工具。

HOZAN P-958が鉄板ですが、MCCのストリッパにはGoodポイントがあります。

ストリップする長さを測る目盛りが、カッターの刃を考慮してオフセットされている

写真のようにケーブルの長さを測るメモリの開始位置がすこし内側になっています。
この位置がカッターの刃の位置と同じなんです。

とりあえず15mmでストリップしておいて組み立ての時にカットし直すという指導もありますが、これを使うと測ってつまんだままカットすることでピッタリの長さでストリップできるので手間が減りますね。

先端に輪っかを作るための溝がある

ランプレセプタクルはどの課題でも必ず登場する必須項目です。ランプレセクタプルの輪っかをいかに早くちょうどの大きさで作成するかは合格するポイントのひとつでしょう。

ストリッパは先っぽで輪っかが作れるようになっているのですが、MCCはその先端部分に溝があって、左の溝に電線を挟んで輪を作ると小さいネジのランプレセプタクル、奥の溝で作ると大きいネジのランプレセプタクルにぴったりサイズの輪になります。

エビ リングスリーブ用圧着工具 AK17MA2

必須です。
技能試験ではリングスリーブの圧着が必ず出ます。試験に出る刻印は、◯と小と中なので(大は出ない)、この3種類を確実に圧着できるものを選択しました。圧着する電線の本数が多いと握力が必要になるので、小さい工具は買わないほうがいいと思います。

メリー ペンチ

あったほうがいい。
切断はVA線ストリッパーでも可能なので必須ではありません。が、このペンチは幅がちょうど12mmで、だいたいの器具の差し込みは12mmなので、差し込みコネクタで接続する場合など電線を12mmカットする必要があるときにいちいち測らずにカットできたり、リングスリーブから電線がはみ出していると落ちるので、電線をカット処理するときにちょうどいい具合にカットできるので、技能試験で確実で早い作業を目指す人には持っておいたがいいです。プロはペンチだけで輪っかも作っちゃいますしね。

ホーザン(HOZAN)合格マルチツール

あったほうがいい。
技能試験問題によってはアウトレットボックスに菅を接続する必要があるので、そのときのウォーターポンププライヤーの代りなのと、コンセントやスイッチに差す電線を間違ったときに線を抜く穴に差すときのために持っておきました。

ホーザン(HOZAN)合格クリップ

慣れると楽ではある。
3本以上の電線をリングスリープ接続するときに、このクリップで挟んでおくと作業しやすいです。電線2本の場合は指で持ったままリングスリープをはめたほうが早いのでクリップは使いません。差込コネクタのときも使いません。

クリップを取り忘れると不合格になるので、クリップは1つだけ使うようにして使ったら外すように練習しました。

HOZANの練習用セットに付属しています。

メジャー

必須。
試験も開始前に材料の確認があります。そのときに電線の長さを確認するためにだけ使います。電線の長さを測ったら使わないし正確に計測もしないので1mくらいの紙尺でじゅうぶんです。
イケアにあるようなもので大丈夫です。

物差し

必須。
電線をカットするときに長さを測ります。だいたい30cm、35cm、40cmでカットするので、30cmの物差しがあればじゅうぶんです。きっちり正確に測る必要はないので、35cm必要なら物差しからちょっと長め、40cmならもうちょっと長めでカットするようにしました。
(指定の長さの半分より短いと不合格と書いてありますが、長いぶんには合否に影響はないです。)

マスキングテープ

必須。
作業する場所(台)に物差しとゴミ袋(配布されます)を固定しておくために使いました。
手元に物差し、手元左側にゴミ袋が作業しやすかったです。

4色ボールペン

複線図を書く人は必須。
複線図の配線色を記号で書くとか、複線図を描かないとか、いろいろなやり方があるようですが、色付き複線図オススメです。

練習用部材

必須。
練習用部材はセットを買いましょう。ホームセンターではなかなか揃いません。

実際に作って練習しないと制限時間内に完成できないと思います。
コンセントや差し込みコネクタなどは再利用できるので、HOZANの1回分を購入して、不足分をホームセンターで買い足せばいいと思います。

練習のやりかた

まずは複線図を書いて覚える

下期試験が有利だと思います。上期の問題と回答が公開されています。問題と回答をダウンロードして印刷しておけます。

まずは全13問の問題から複線図を描きます。複線図は5分以内で書けるまで繰り返します。

つぎに試験問題を通してやってみます。

Youtubeの解説動画を見て作業をイメージ

・ホーザンの試験対策動画

ほとんどの受験生が見てるんじゃないかってくらい有名な対策動画。「虎」とかって怖いイメージですけど、とってもやさしく教えてくれています。解説しながら制限時間内に完成させるので、自分もできる気になります。でも最初はスピードに付いていけません。。

https://www.youtube.com/@HOZANdenko

・日本エネルギー管理センターの対策動画

複線図を書かなくても間違わない方法を実践しています。試験問題の予想はとっても正確(うぐいす調べ)。合格・不合格の解説もあって、作業にメリハリがつけられます(手が抜けるとも言うw)。他にも電工ナイフを使わずに被膜を切り取るテクニックなど、技能試験で使える小ネタが満載で必見です。

日本エネルギー管理センター事務局
親切丁寧・徹底指導の電験三種・電気工事士の講習会 日本エネルギー管理センターのyoutubeチャンネルです。受講生のご質問の回答動画も掲載中です。オンライン動画受講コースでは、4科目全編、西山先生の講義を受講することが出来ます。 日本エネル...

イメージできたら、試験問題を解く

部材と工具を用意して試験と同じように行ないます、複線図作成から完成まで35分以上かかった問題はもう一度やりましょう。

16mmVVFケーブルは買い足したものを使いましたが、そのほかのケーブルや差込コネクタなどの部材は作業したものを再利用しました。リングスリーブは再利用できないので不足分だけホームセンターで購入しました。

35分以内で完成できれば、技能試験は大丈夫!

まとめ

筆記と技能の合格のためには、沢山やることがありますが、効率よく身につけていただき、第二種電気工事士をゲットしてください。

実際の試験では30分で完了してゆっくり見直しできました。

ちなみに私の後輩はユーキャンの通信教育で合格しました。こちらもおすすめです!

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